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【ユーアイデザインとは】
 
ユーアイデザインは、ケアの対象者(障害者、要介護者、乳幼児とその家族等)が、できるだけ自立して自分らしい生活を地域の中で送れるよう、また福祉関連領域に従事する支援者ができるだけ自主性をもって最適化された職場で働くことができるよう、福祉に関連する生活環境、職場環境の仕組みをデザインします。また仕組みを作るだけでなく、仕組みを動かすための仕掛けもデザインし実践につなげます。
 

【これまでの制作物】

 
1. タスカルカード 平成25年6月作成
 
 

(1)タスカルカードの概要
障がいがあっても、役割があり、人の役にたち、感謝されて働きたい。タスカルカードはその一助となる仕組み。
@障がい者スタッフの全仕事を分節化してカード化し、
Aホワイトボードに全カードを掲示(全体を可視化)
B各仕事が完了したら、しるしをつけ(進捗を可視化)
Cよくできた仕事は、褒めるしるしをつける(評価を可視化)。
この仕組みを導入したユーアイキッチンでは「わかった!」「できた!」「ほめられた!」のポジティブループが生まれ、働く意欲と作業効率だけでなく、職員の支援力も上がった。

 
 

(2)制作の背景
障がい者にはできないことが多いというイメージがあるだろう。でも、障がいを補うツールがあればどうか? 視力の不足は眼鏡をかけて補うように。知的障がい者が苦手なことは、例えば、複雑な手順を理解することや頭の中で仕事の優先順位を考えること。それらを可視化して、次に何をすればいいか明確にすれば、もっと主体的に働けるのではないか。それがきっかけ。

 
 

(3)工夫した点
・仕事カードを「イラスト化」。意図を明確にして、かつ、かわいくて愛着がもてるようにした。
・ホワイトボードを使って全カードが一望できる「全体マップ」化。みんなが同時にすべての情報を共有できるようにした。
・仕事カードは「個別に割り当てられたカード」と「選べるカード」の二種類。自分の責任の明確化と、新しい仕事へチャレンジできるようにした。
・各自の「達成度がわかる」。一つの仕事が終了したしるしとして赤いマグネットをカードの横に貼り、自分やまわりの進捗状況を把握できるようにした。
・「ほめられたことが持続的に積み上がっていく」。評価のしるし「ゴールドお花」は毎日の終業時に、自分の名前の付いた容器に貯めて、毎月末に一番多かった人を表彰。表彰された人には「○月のNo.1」という王冠が付き、月間・年間を通して評価が見えるようにした。
・「ITに過依存しない」。障がいをもつ人が自分たちで自由に動かせることを重視した。

 
 

タスカルカードの流れ(PDF)

 
『タスカルカード 皆が笑顔で働ける仕組み』ができました!
 

「わかる職場を作りたい」「仕事ができたときはほめてあげたい。ほめる仕組みを作りたい」「もっとみんなが笑顔で働ける職場にしたい」。そんな思いで始まったユーアイキッチンのタスカルカード。1年半の取り組みを、みずほ福祉財団の助成をうけて小冊子にまとめました。

 

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「タスカルカード」に関するメディア掲載記事(PDF)

●茨城新聞 2014年4月23日

 

●『STIR』 2014年3月

 

●『SAKURASAKU』 2014年6月

 
「タスカルカード」によるタスク共有システム
皆が笑顔で働ける仕組み が、いばらきデザインセレクション2014のソーシャルデザイン部門で選定を受けました。
 

いばらきデザインセレクション2014.pdf

 

 

 

2. (株)ヴィオーラ「カード化による働く支援ツールづくり」プロジェクト(2013年9月〜)

 

(株)ヴィオーラは、茨城県水戸市内で(工場は水戸市と笠間市)、おしぼり・タオルの洗浄や医療介護分野の各種洗たく業務を請け負う企業です。長年「チャレンジャー」と呼ばれる知的障がいのあるスタッフを多く雇用していますが、チャレンジャーの生産性向上とモチベーション維持が課題でした。

ユーアイキッチンを見学しにいらっしゃった藤本社長が「タスカルカード」を評価されて、ユーアイデザインへコンサルティングを依頼し、2013年9月にプロジェクトは始まりました。現在(2015年6月)も進行中です。

開発しているカードの種類は3種類(1.洗たく物カード、2.たたみ・つつみカード、3.グッジョブカード)です。

 
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1)「洗たく物カード」

 

洗たく物の回収後、工場に入ってからの「仕分け」〜「洗たく」〜「乾燥」〜「たたみ」〜「つつみ(梱包)」までの工程を通して、実際の洗たく物に付いて回るカードです。

依頼主の施設・アイテムごとの全工程の仕様属性が1枚に記載されています。それぞれの洗たく物を運ぶカゴ(「青カゴ」)に貼り、そのカゴの中身のアイデンティファイと、最後のたたみの工程までの仕様について、常に確認ができるようにしました。

また、スタッフ全員が共有できる大型のホワイトボードを工場内の目立つ場所に設置し、カゴに貼るカードと同じカードの小型版を貼り、一望化できるようにしました。次々に貼られる小型カードは実際の作業の進行状況と同期しているので、工場内のその日の全作業の内容と優先順位、そして進捗状況が、全員同時に共有できるようになりました。

 
 
 
 
 
 
 
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2)「たたみ・つつみカード」

 

洗たく〜乾燥の次である「たたみ」〜「つつみ(梱包)」工程において、施設およびアイテムごとに詳しいやり方を記載したマニュアルカードです。チャレンジャー(障がい者スタッフ)にもよくわかるように、シンプルでポータブル、そして標準化を徹底しました。

知的障がい者の苦手なものの一つに曖昧性への対応があります。解釈の幅のある作業ではエラーを生じやすいので、抽象化や階層化を極力抑え、イラストを多用して、作業の工程や内容が明確に定義するようにしました。無駄な動き、思い込みや理解不足によるエラーが減り、仕事の精度が全般的に向上しました。

 
 
 
 

3)「グッジョブカード」

 

その日一日の仕事の評価を、三段階評価のシール(@グッジョブ!/Aいいね/Bがんばれ)に表して貼るカードです。1か月分のシールが貼れ、1年で12枚。単にほめるのではなく「社長」イラスト入りシールで、評価する主体者がその組織のトップ(社長)であることがわかるようにしました。

評価シールを貼るという行為はその日の評価を行うことなので、チャレンジャーと管理スタッフの間に一定量以上のコミュニケーションを誘発します。チャレンジャーの仕事の中身や進捗、何に対して評価するのか/評価しないのかについて、管理スタッフはその時までに情報を入手しておかなければなりません。必然的にチャレンジャーのふるまいをよく観察することになるし、チャレンジャーにとっても、見られているということが緊張感とともに安心感を醸成することにつながります。
1カ月分、1年分の蓄積も可視化されているので、自身の成長度合いの確認にもなるし、振り返りにもつながります。

また、評価シールを選ぶのは管理スタッフですが、それを貼るのはチャレンジャー本人であり、貼るという身体的な動きが、その日の仕事の完了の儀式となり、けじめのある日常を習慣化します。
そして、「@グッジョブ!」シールが30枚貯まれば、カラオケや外出などの「お楽しみ」が待っています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

3. アサミルボード(デイサービス ユーアイの家) 平成26年6月作成

 

 

(1)アサミルボードの概要

 

デイサービス職員の情報共有カード。ユーアイの家デイサービスは、登録者が80名、定員25名で、曜日によって利用するお年寄りが違います。朝の送迎前の短い時間で、今日いらっしゃるお年寄りの状況を瞬時に把握できる一覧ボートを作りました。一人ひとりの情報がカードになっていて、その日の状態によって、「体調」、「入浴」、「申送」などのフダと組み合わせて表示し、どの方のどういうところに今日は特に注意をしてサービスを提供するかがわかります。

 

(2)制作の背景

 

新人の職員も、ベテランの職員と同じような「気づき」の視点をもてたら…。それがアサミルボード制作のきっかけです。経験の少ない職員は、お年寄りの「今日」の状態をどう把握して、どういう点に注視しなければいけないのか、その判断が難しいです。ベテランの職員の観察眼をボード上に表すことによって、他の職員も「あぁ、こういうことに今日は注意してサービスを提供すればいいんだな」ということがわかるようになります。

 

(3)工夫した点

 

・職員の年齢やレベル、勤務時間の長短、職種に関係なく、情報が共有できる仕組みを作りました。
・カードの内容はポイントだけに絞り、「読んで理解する仕組み」ではなく「見てわかる仕組み」にしました。
・また、朝の送迎前という慌ただしい時間に見るボードなので、わかりやすいものにしました。
・準備にも時間をかけず、簡単にできるものにするため、曜日によって登録している利用者のカードホルダーに、その日の状態の「フダ」を差し込むだけの作りにしました。
・カードのデータ作成はエクセル表で作り、現場の職員が自分たちで更新できるようにしました。

 
4-1. はなまるカード(特別養護老人ホームユーアイの家/清掃チーム) 平成27年3月作成
 
ヴィオーラさんで取り入れた「グッジョブカード」を、「はなまるカード」というものに変えて作成しました。
特別養護老人ホーム「ユーアイの家」の清掃業務は、障がい福祉サービス事業所(就労継続B型)「ユーアイキッチン」の清掃チームが業務委託で実施しています。障がいのあるスタッフ5名と、作業支援員(職員)2名が、清掃業務を担当します。1日の仕事が終わると、職員が三段階評価のシールを渡します。シールを「はなまるカード」に貼り、「よくできました」の黄色いシールが30個たまるとお楽しみが待っています。お楽しみは自分たちで決めて、初回は「ラーメン屋さんに行く」になりました。黄色いシールは、仕事の励みになっています。
 
4-2. グッジョブカード(特別養護老人ホームユーアイの家/学習療法室)
 
 
 
 
 
 
ユーアイデザインについての問い合わせ
担当 藤澤利枝 TEL.029-222-1822 FAX.029-222-1833
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